遠隔拠点間のライブ中継4
前回
今回のポイントはNginxの②再配信PCです
①配信PCのc:\Ningx\conf\nginx.conf ファイルに
rtmp {
server {
(途中略)
application hls{
live on;
hls on;
hls path temp/hls;
hls_fragment 1s;
#拠点A
push rtmp://【拠点Aの②再配信IPアドレス】;
#拠点B
push rtmp://【拠点Bの②再配信IPアドレス】;
#拠点C
push rtmp://【拠点Cの②再配信IPアドレス】;
}
}
の#拠点A以下を加えます
当然、拠点間はVPNなどIPアドレスは同じドメイン内が前提になります
①配信PC、②再配信PC、③ライブ受信PCの順に映像、音声がライブ配信されます
遅延は10秒から1分程度、ネットワークの回線状況によります。
hls形式で動画ファイル転送していますので、100Mbps程度の社内LANであれば、2Mbpsの配信どうがであれば、30~40人程度は安定してみることができます。
動画配信サーバー等が安易に使えない環境下では、拠点間内でネットワーク負荷分散でき有効だと思っています。
MicrosoftさんがTeams会議などで動的にP2P技術など実装いただけるとありがたいですが。
おやすみなさい
遠隔拠点間のライブ中継3
前回 主なライブ中継の構成について
今回は各PCの設定について記述します
①配信PC サーバーは自分自身を設定、ストリームキーは任意です「livekey」
前回ダウンロードした、Nginx+Rtmpwindows版ビルドを、c:\直下へ配置し、起動する
以下の記事の後半に記述してあります
Nginxのconfファイルの設定は
#user nobody;
worker_processes 1;
#error_log logs/error.log;
#error_log logs/error.log notice;
#error_log logs/error.log info;
#pid logs/nginx.pid;
events {
worker_connections 1024;
}
http {
include mime.types;
default_type application/octet-stream;
sendfile on;
keepalive_timeout 65;
server {
listen 8080;
server_name localhost;
location / {
root html;
index index.html index.htm;
}
error_page 500 502 503 504 /50x.html;
location = /50x.html {
root html;
}
location /hls {
#server hls fragments
types{
application/vnd.apple.mpegurl m3u8;
video/mp2t ts;
}
alias temp/hls;
expires -1;
}
}
}
rtmp {
server {
listen 1935;
chunk_size 4096;
#access_log /var/log/rtmp_access.log;
application live {
live on;
record off;
}
application hls {
live on;
hls on;
hls_path temp/hls;
hls_fragment 1s;
}
}
}
とりあえず、ポート8080、配信形式をhlsで1秒配信としました。
以下が参考になります。
他のコンパイル済み、Nginxの入手方法がありますが、中華製なのでやめました
OBSで設定した画面が①配信PCのc:\Nginx内のtemp/hls内に蓄積されます
この時点で③ライブ配信PCより①配信PCのIPアドレスへアクセスすると、中継されます
<http://【①の配信PCのIPアドレス】:8080/index-hls.html>
さらに②再配信PCについては次回に記述します
遠隔拠点間のライブ中継2
前回に続き、技術的に行ったことをまず、サマリー的に書き出します
前回
1.必要なソフト
1)OBS 中継ソフトのPCインストール、ダウンロード
2)Nginx+rtpm 配信サーバー
ダウンロード先 http://nginx-win.ecsds.eu/download/
商用で使うのは気が引けたので、自分でコンパイルしました
3)各拠点間の接続と登場するPCの役割
①配信PCはTemas会議に参加し、会話や映像をやり取り
②再配信PCは遠隔や多人数向けにTemas会議画面、音声を受信、再配信するPC
③ライブ受信PC、Web聴講(従来はTemas会議で参加、聴講のみしていた人)
※②、③はTemasは利用せず。Microsoft Edgeやchrome、Safariのwebブラウザで視聴
※③までの配信に伴う遅延は10秒から1分程度は発生します
※③の人で発言したい人は、Temas会議へ参加しなおす
Youtubeなどのライブ配信にもよく用いられるOBSソフトを用いるのでTeams会議画面だけでなく、キャプションや発言者の情報などを加えて配信しなおすことも可能です
次は、①、②、③のセッティングについて記述します
遠隔拠点間のライブ中継
コロナが始まり、TeamsやSkype,Zoomを使ってのTV会議があっという間に広まった。私自身はPCを使ったり、プログラムを人まねで書いたりと、何でも作ってみたいと思う性分なので、Temas会議を利用するのは何とも思わない、また接続が悪かったりしても、「こんなものか」と割り切れてしまうのだが、会社の中には、「画質が悪い、音声がブツブツ切れ、聞き取りにくい」などとるなど、文句を言うだけの人が多くいる。
そんな人が会議で何か発言するわけではなく、意思決定するわけでもないので、参加しなければいいのにと思える。今までの仕事のスタイルをそのままテレワークにて行おうとするから無理がある。コロナも波があるので出社し、たまに顔合わせすればまだ人間関係は保つことができる。不満も聞いてあげることができる。
ただ、困っているのが、遠隔拠点間でのコミュニケーションである。車で1時間くらいの移動から、東京や名古屋、大阪への新幹線移動や九州、北海道といった飛行機で移動し、はたまた海外のクライアントと顔をあわせることで相互に信頼感を得て、仕事が進んできたのだが、移動の規制によりそれができない。会社側もTemasライブイベントやZoomのライブ発信機能で大人数の会議ができるようになっているが、ライセンス数に限りがある
こんな提案をして、200人規模の会議+ライブ中継を実現してきたので紹介したい。そもそも、ライブ中継側の人は本当に参加が必要かと思うのだが、仕事のスタイルを変えない以上、そんなおじさんがまだまだ多いこと(自分もそうかもしれない)が問題なのだと思う
簡単に書くと、Temas会議(会話したい人)+OBS、Nginxによるライブ配信をツリー型のライブ配信技術になる
Teams会議のネットワーク接続は社内LANや拠点会のVPN接続、Microsoftのoffice365サービスなどどこかでボトルネックになるようだ
Temas会議での通信量は、それなり多い。相互の拠点で音声と画像データを通信すると社内のネットワークもすぐに枯渇する(文句をいうおじさん多発)
そこで冒頭のツリー型の分散通信を実現しました。技術的なことは、次回記述します。
静かな夜に天体観測2
静かな夜に天体観測
心を落ち着けるために、星空を眺めてみた。人間がコロナで怯えていても、自然や宇宙の流れは止まることはない。
養老孟子 著の「バカの壁」、五木寛之 著の「大河の一滴」をパラパラと読み返してみる。
ネットの要約では「人間同士が理解しあうというのは根本的には不可能である。理解できない相手を、人は互いにバカだと思う」や「人は小さな一滴の水の粒にすぎないが、大きな水の流れをかたちづくり一滴であり、永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのです」
所詮、自分の理解できることは限られているし、それを自分が理解できる能力があるのか、そこもあやしい。自然界で生きていく上での生存競争の過程の一つであって、乗り越えられた人々が新しい人間界を作り上げていくのだろう。その一滴になれるのかはわからないが、他の人に寄り添って生きていける人間になっていきたい。
この美しい月や星空が残せないかなと思いネットを調べてみると、天体観測の技術がたくさんあることに気づけた。
折にも、はやぶさ2がめでたく地球に帰還したとのニュースがあり、あらためて自分がその一滴になっていることを理解した。
簡易の望遠鏡や赤道儀などとそれなりに高額な機器は売られていて購入したい気持ちになったが、古い手持ちの機材を持ち出し、星空を眺め、撮影してみた。
Canon EOS Kiss X7 ISO-400 f/8 1/800 焦点距離250mm
何億年と同じように地球、人類を見守ってくれている月なんだなと思い。感慨深いなと思った次第です。
次は、星空でも撮影するとします。おやすみなさい。
新築の家、何を目指すか2
ハウスメーカーから提案を受けて、建坪35坪の間取りを何度となく説明を受ける。
私は自分の書斎が欲しいと言っているのに、なぜか、3畳程度の狭い部屋しか提案してもらえない。主寝室、子供部屋2つと無理を言っているのはわかるのだが、こちらが具体的に、ネットで検索した事例をベースに打ち合わせ、メール連絡しているのだが、いい案が出てこない。
なぜこのようなメーカーとはなしているのか、自分でもよくわからなくなってきた。
2度目の家つくり、歳も取って、人の言うことが聞けなくなっているのか、逆に自分を責めたりもする。
メーカーの営業マンはそれなりに現物の家を見せてくれて、こちらの意見をまとめようとはしてくれているのだが、どうも高い仕様の家にしているのかよくわからないが、こちらが出せる金額の上限は伝えてあって、何かしっくりこない。
住宅ローン減税が見直しになるようで、せっかく返し終えた住宅ローンをまた借りるメリットはなさそうだし、自分の人生があと幾何残っているのかわからないのに、コロナでコロッと逝ってしまうのかもしれない。それなりの家でいいのだと思っている。
家族で仲良く、暮らしていける、暖かい家を目指したい。