静かな夜に天体観測

心を落ち着けるために、星空を眺めてみた。人間がコロナで怯えていても、自然や宇宙の流れは止まることはない。

養老孟子 著の「バカの壁」、五木寛之 著の「大河の一滴」をパラパラと読み返してみる。

ネットの要約では「人間同士が理解しあうというのは根本的には不可能である。理解できない相手を、人は互いにバカだと思う」や「人は小さな一滴の水の粒にすぎないが、大きな水の流れをかたちづくり一滴であり、永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのです」

所詮、自分の理解できることは限られているし、それを自分が理解できる能力があるのか、そこもあやしい。自然界で生きていく上での生存競争の過程の一つであって、乗り越えられた人々が新しい人間界を作り上げていくのだろう。その一滴になれるのかはわからないが、他の人に寄り添って生きていける人間になっていきたい。

この美しい月や星空が残せないかなと思いネットを調べてみると、天体観測の技術がたくさんあることに気づけた。

折にも、はやぶさ2がめでたく地球に帰還したとのニュースがあり、あらためて自分がその一滴になっていることを理解した。

簡易の望遠鏡や赤道儀などとそれなりに高額な機器は売られていて購入したい気持ちになったが、古い手持ちの機材を持ち出し、星空を眺め、撮影してみた。

 

photo-studio9.com

 

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Canon EOS Kiss X7 ISO-400 f/8 1/800 焦点距離250mm

 

何億年と同じように地球、人類を見守ってくれている月なんだなと思い。感慨深いなと思った次第です。

次は、星空でも撮影するとします。おやすみなさい。