脳動脈瘤 予後 8年を過ぎて

2011年、仕事中に急に頭の中で僅かに違和感を覚え、その後、自宅で2日間、寝ている時に後頭部をバットで殴られた痛みを覚え、検査の結果、左側の椎骨動脈瘤が発見された。42歳という仕事もバリバリやって、家内、子育ても順調な中で、なぜ、ナゼ、何故、why、と何度も繰り返しても納得出来なかった。

区画整理も控え、仕事も役職も上がり、その裏腹でこんな爆弾を頭に抱えて生きていけるのかと深く悩んだ。結局、予防的にクリッピング手術を行うこととした。先生たちのおかげで、後頭部より頭蓋骨の脳底に向けて穴を開け、狭い術野であったが、無事終了した。当時、自分の人生を何度も何度も振り返って、そしてこれからの家族のことを考えて精神的にも病んでいたように思う。

首頸から首に手術痕と、頭蓋骨のチタンのプレートがまだ痛むが、手術して良かったと思える出来事でした。神は乗り越えてられない試練は与えない、、、そう思いたい、その時にお世話なった方の顔を思い出しました。感謝しつつ新しくまた、一歩を踏み出して行きたい。