遠隔拠点間のライブ中継

コロナが始まり、TeamsやSkype,Zoomを使ってのTV会議があっという間に広まった。私自身はPCを使ったり、プログラムを人まねで書いたりと、何でも作ってみたいと思う性分なので、Temas会議を利用するのは何とも思わない、また接続が悪かったりしても、「こんなものか」と割り切れてしまうのだが、会社の中には、「画質が悪い、音声がブツブツ切れ、聞き取りにくい」などとるなど、文句を言うだけの人が多くいる。

そんな人が会議で何か発言するわけではなく、意思決定するわけでもないので、参加しなければいいのにと思える。今までの仕事のスタイルをそのままテレワークにて行おうとするから無理がある。コロナも波があるので出社し、たまに顔合わせすればまだ人間関係は保つことができる。不満も聞いてあげることができる。

ただ、困っているのが、遠隔拠点間でのコミュニケーションである。車で1時間くらいの移動から、東京や名古屋、大阪への新幹線移動や九州、北海道といった飛行機で移動し、はたまた海外のクライアントと顔をあわせることで相互に信頼感を得て、仕事が進んできたのだが、移動の規制によりそれができない。会社側もTemasライブイベントやZoomのライブ発信機能で大人数の会議ができるようになっているが、ライセンス数に限りがある

こんな提案をして、200人規模の会議+ライブ中継を実現してきたので紹介したい。そもそも、ライブ中継側の人は本当に参加が必要かと思うのだが、仕事のスタイルを変えない以上、そんなおじさんがまだまだ多いこと(自分もそうかもしれない)が問題なのだと思う

簡単に書くと、Temas会議(会話したい人)+OBS、Nginxによるライブ配信をツリー型のライブ配信技術になる

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左Temas会議参加者(会話が可)と右OBSライブ中継群(聴講者)

 

Teams会議のネットワーク接続は社内LANや拠点会のVPN接続、Microsoftのoffice365サービスなどどこかでボトルネックになるようだ

図1

 

 

Temas会議での通信量は、それなり多い。相互の拠点で音声と画像データを通信すると社内のネットワークもすぐに枯渇する(文句をいうおじさん多発)

forest.watch.impress.co.jp

 

そこで冒頭のツリー型の分散通信を実現しました。技術的なことは、次回記述します。