OBSを使ったクロマキー画像合成

会社ではTeams会議、Zoom会議。プライベートではSkypeやLINEなど画像と音声でライブコミュニケーションをとる機会が増えた。コロナ禍と言えば自然な流れとも言えるが、人間の「知」欲求を満たす方向に、テレビやデジタル機器が進歩しているのだと思う。

VRやARといったデジタルとリアルが融合し、垣根はなくなり、そして人の認識力の高まりや情報処理や考え方が進化し続けるのであろう。結局テレパシーのような機器に行きつくのであろう。さらに時間を超えて過去の人の人工知能と会話したり、人工知能が未来を推察、映像化し、それにより人は加速度的に進化を遂げていくのであろう。ある意味のタイムマシンのような装置が発明されていくのであろう

 

さて、本題は会社でTemas会議設定で「パワポの上に発表者の画像を加えたい、その場に立っている人がいるような画面にしたい」とリクエストを受けた。Zoomならすでに機能が実現されているのだが、慣れているTemasで配信したいとのこと。

ネットで調べてみると、この年末にはMicrosoft Teamsにも機能はリリースされると記事にあったのだが、

pc.watch.impress.co.jp

 

ちょっと間に合わないので、OBSのクロマキーを用いた機能で対応することとした。まずwindows版を前提にする。OBS Studioをダウンロードする。versionは26以上が良い。(December 14thでver26.1でした)obsproject.com

ver26以降で、windows版ではTeamsにOBS画像を仮想カメラとして読み込ませることができるようになった。

Latest Updates

OBS Studio 26.0
Official Virtual Cam
Added official Virtual Camera support on Windows, allowing you to use the OBS output as a camera in other apps on your computer. Support for other operating systems will be added in future versions when they're ready.

 

出来上がるイメージは、画面後ろにPowerpointでその前に発表者となる

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出展:Microsoft

OBSでパワポ(画像や動画でもよい)とWebカメラ等の画像を組み合わせ、仮想カメラの機能をOBSでONにして、Teams側でビデオ映像を仮想カメラで取り込み、自画像として配信する。ここで自分のPCでTemas画面が鏡像としてひっくり返るのは驚くが、TeamsやSkypeでも同様なのでご愛敬です。会議参加者には正しい映像で送られます

 

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OBS画像からTeams会議でVirtual Cameraとして取り込む流れ

 

 グリーンバッは以下のようなものです

ネットで調べるとたくさん紹介されています